明石塾　明石康名誉塾長御講義　＜外国語教育研究所＞

１月２０日(土)に、明石塾の名誉塾長である元国連事務次長の明石康先生をお迎えし、御講義していただきました。対面での御講義は５年ぶりです。
前半は、明石先生が国連でのお仕事や、独裁者との停戦?和平交渉など紛争地域での経験談、先生御自身の英語学習法など、具体的に、臨場感あふれる語り口で塾生に語りかけていました。後半は、塾生７名からの様々な質問に対し、丁寧に優しく御回答いただき、有意義な質疑応答になりました。
明石先生は、「『目は遠くを　足は地に』という言葉が好きです。自分のやりたいこと、実現したいことを見据えながら、でも勉強や準備を怠らず足下を固める、ということです。一歩でなく、半歩ずつでもいいから努力し続けてください。」と塾生を激励してくださいました。
今回の御講義は、大変刺激的で、国際舞台で活躍することを目標とする塾生達にとって深く考えさせられる御講義となりました。なお、塾生達は２月１７日(土)に「成果報告発表会」において、１年間の学習成果を発表する予定です。

＜塾生の感想(一部抜粋)＞
?旧ユーゴスラビアでの活動に関して、明石先生にはたくさんの後悔があること、他人に賞賛されるために自分の正義を変えることは絶対にしてはいけないという言葉が印象的でした。
?明石先生はどんな方にも敬意をもって接していて、尊敬される理由の一つだなと思いました。自分が何かしらの意見をもっている時、一から相手の意見に耳を傾けることはとても難しいことだと思うのですが、それができた時に初めて公平に物事が考えられるようになると思いました。